【UTMF2018】ランナー目線で見たサポートのメリット

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UTMF2018

(この記事は2019年4月17日に更新されました)

UTMF2018をサポートありで走ってみて感じたことをつらつらと。

「UTMFでサポートをお願いするか迷っている」
「UTMFでサポートがある場合のメリットを知りたい」

この記事はそんな方に向けて作成しました。

UTMFではレース中にサポートを受けられる

UTMFなど100マイルレースはトップでも20時間前後、制限時間ぎりぎりのランナーだと40時間以上かかる長丁場です。食事をとる必要があるし、携行食の補充などショートレースにはない動きがある。そのため多くの100マイルレースではサポート可能なエイドが設定されています。UTMF2018では以下の地点がサポート可能エイドでした。

  • A2 麓   (50km) 
  • A4 精進湖 (77km)     
  • A5 勝山  (94km)  
  • A7 山中湖 (128km)    
  • A9 富士吉田 (155km)    

僕は2018年大会で初めてUTMFに出場しサポートを受けて完走。ランナー自身の走力と判断力がベースなことに変わりはないですが、168㎞の距離を進む中でサポーターから得た力は大きかった。選手目線でサポートのメリットを考えてみます。

【2019年4月17日追記】2019年大会もサポート可能エイドは同じです。コースのマイナーチェンジでエイドの地点距離は多少変わります。

UTMFにおけるサポートのメリット

サポートを受けるメリットは大きく分けて「物質」「メンタル」「目標達成」の3点だと僕は考えます。それぞれ見ていきましょう。

物質面のメリット

  • 好物を補給できる
  • 行動食を大量に持つ必要がない
  • ウェア類の着替えが可能
  • 暖かい服を着てエイドで過ごせる

100マイルレースでは内臓がダメージを受けて思うようにエネルギー補給をできなくなることもしばしば。特に普段食べ慣れないジェルばかり摂ったことによる胃の不調を訴える選手は多いです。好物や胃に優しい食べ物なら受け付けることもあるので、サポートにより食のバリエーションを増やすことはリタイアのリスクを減らすためにも役立ちます。

サポートなしの場合、用意した行動食を追加できるのはドロップバックを送れるエイドのみ。2018年だとA4精進湖民宿村(77㎞)の1か所です。サポートありなら5か所で行動食を追加できるため荷物の軽量化が可能です。

UTMFのように昼夜の寒暖差が激しいレースだと、汗冷えによる体温低下はパフォーマンスを大きく低下させる。エイドでウェアやシューズの交換が可能になるのもサポートのメリットですね。エイドで食事をしている間も、用意してもらった暖かい服や毛布にくるまりながら補給できます。

メンタル面のメリット

  • 親しい人と話してリラックス
  • サポーターが待っていること自体大きなモチベーション
  • トラブルが起きた時に相談できる

100マイルを完走するためには精神面のコントロールも重要です。20時間以上集中し続けることは人間には不可能。だからこそ景色や食事、会話などレース以外の要素で力を得ることが必要になります。

親しい人とエイドで話すと選手は深くリラックスするし、次のエイドでサポーターが待っていることが苦しい局面で進み続けるモチベーションになるでしょう。

また、トラブルが発生した時に助言を求められることも見逃せません。100マイルレースにおいては、睡眠不足と過度の疲労が重なり自分が置かれている状況を冷静に判断できなくなります。レースから距離を置いた視点で選手にアドバイスできるサポーターの存在は大きいですね。

目標達成に向けたメリット

  • 目標タイムに向けたペースコントロール
  • 前後のランナーの状況確認

ランナーはそれぞれ目標を設定して100マイルを走ります。完走が目標の人がいれば具体的なタイムを設定している人もいます。トップランナーであれば順位を基準にしている人もいるでしょう。

メンタル面とかぶりますが、レースに入り込んでいるランナー自身が状況を俯瞰するのは不可能。サポーターがいればペース配分やレース全体の中での自分の位置などを知れます。目標達成に向けて強力な道しるべになるでしょう。

UTMFでサポーターに渡しておきたいもの

  • 毛布
    昼夜の寒暖差が激しいため夜中にエイドで止まると体が冷えて震えます。毛布をかぶりながら補給するのがおすすめ。
  • 寝袋
    眠い、胃腸の調子が悪いなど、どうしようもなくなった時にあると助かる。
  • レジャーシート
  • 温かい飲み物
    あらかじめ水筒に入れておくとスムーズ。

UTMFではサポーターに飲み物、食べ物を数種類持ってきてもらおう

レース中に欲しいものはレース中にしかわかりません。意外なものがおいしく感じたり食べられたりするものです。普段から好きなものを数種類用意し、体が求めるものを摂るスタイルがいいなと感じました。

僕はコーラを多めに用意していたがレース中盤以降はほとんど飲まず。なぜか「カルピス」が飲みやすくてサポートありエイドごとに1リットル飲みました。カップラーメンはしょうゆ味よりシーフードが食べやすい。普段と感覚が違いましたよ。

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