【UTMF2018】コースをパートごとにくわしく解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
UTMF2018

(この記事は2019年4月16日に更新されました)

UTMF2018を走ったランナーが解説。

「UTMFのコースの特徴を知りたい」
「UTMFのコースの山場を知りたい」

この記事はそんな方に向けて作成しています。

UTMF2018のコース概要

  • 距離 168㎞
  • 累積標高 8100m
  • 制限時間 46時間

この記事ではUTMF2018でコースを実際に走っての印象をパートごとに区切って解説します。

【2019年4月16日追記】

UTMF2019では、UTMF2018のコースを踏襲しつつ一部変更があります。スタート地点の位置変更、A7山中湖きらら前の石割山は経由なし、富士吉田市街地での走行ルート変更により、距離165㎞・累積標高差7942mになりました。

UTMF2018コース全体の印象

ロードや林道などスピードを上げて走るパートと、山岳エリアを中心とした淡々と歩を進めるパートの切り替えがカギ。

コース攻略のポイントは前半と後半に1か所ずつあると感じました。約30㎞地点の天子ヶ岳への直登から始まる山岳地帯、そしてA7山中湖きらら(128㎞)からA8二十曲峠(141km)までの細かいアップダウンが続くトレイルです。

Start~A1富士宮(22km)

UTMF2018

粟倉(15㎞)までは下り基調の林道

静岡県富士市の「富士山こどもの国」をスタート。水だけ補給できる粟倉までの15㎞は下り基調の林道が続きます。気持ちよく走れるため周りのペースが速い。ここは焦らずに行きましょう。僕は最終的に総合76位でしたが、粟倉の通過は318位。全体のペースの速さが伺えます。

粟倉(15km)~A1富士宮(22km)はほぼフラットなトレイル

粟倉を通過してしばらくすると、ほぼフラットな作業道風のシングルトレイルに入ります。軽い登りもあり渋滞が起きる。走力のあるランナーは粟倉までを抑えすぎるとこの区間はかなりストレスになるので要注意。

A1富士宮(22㎞)~A2麓(50km)

この区間は前半の難所です。A1富士宮からしばらくはほぼフラットな区間が続いたのち、約30㎞地点で天子ヶ岳への標高差約800mの直登を迎えます。レース最大の登りですが、オーバーペースできていなければそれほど苦にはならないでしょう。

天子ヶ岳への急登で焦ってペースを上げるのは避けたい。この登りはペースを抑えて淡々と歩を進めるのがポイントです。天子ヶ岳登頂後も約39kmの熊森山までは細かいアップダウンが続き体力が削られる区間。多くのランナーにとって夜間走になるため視界が悪く、精神的な負荷も大きいです。

熊森山からはロード中心の下りで50㎞地点のA2麓まで。天子山地を終えた安堵感からペースが上がりがちな区間です。ロードの下りは筋肉へのダメージが大きいので気を付けて!

UTMF2018

A1麓(50km)では富士宮焼きそばが提供

A2麓(50km)~A3本栖湖(65km)

この区間では竜ヶ岳への標高差約600mの直登があります。天子山地を既に越えていることもあり、意外にすぐ登り切った印象。つづら折りで下ったら本栖湖畔のロードに出ます。3㎞強走るとエイドに到着。

A3本栖湖(65km)~A4精進湖民宿村(77km)

12kmの短い区間で標高差も小さいです。A3本栖湖から短めのアップダウンを含むトレイルを進み、最後の3~4㎞はほぼフラットな樹海を走ってA4精進湖民宿村に到着。僕はこの区間ほぼ記憶がない。体に力が入らずもうろうとしていました。良いペースで走れている人は、A4精進湖民宿村手前の樹海を気持ちよく走れるはず。

A4精進湖民宿村(77km)~A5勝山(94km)

A4精進湖民宿村を出てしばらくは少し傾斜のある上りロード中心。

その後の紅葉台、足和田山への登りは広いトレイルを気持ちよく進みます。足和田山から下るとA5勝山に到着。この区間は急登もテクニカルなパートもないので穏やかに走れるでしょう。前半で酷使した足もほっと一息。

UTMF2018

A5勝山(94㎞)は体育館の中に設置

A5勝山(94km)~A6忍野(113km)

A5勝山から約10㎞はフラットなロードを進みます。高低図を見るとその後もほぼフラットなままA6忍野に到着すると思いきやそうはいかない。2山を越えるトレイルがあります。前半の区間に比べればわずかな登りだけど、100㎞以上走った足にはなかなかしんどい。

A6忍野(113km)~A7山中湖きらら(128km)

A6忍野を出てからしばらくはロード中心のフラットなコースを走る。5㎞ほど進むとトレイルに入り、A7山中湖きららを目指します。

【2019年4月16日追記】2018年はこの区間で石割山を経由しました。2019年は石割山を経由せず、手前でA7山中湖きららに向かいます。

UTMF2018

A7山中湖きららで富士山がお出迎え

A7山中湖きらら(128km)~A8二十曲峠(141km)

この区間が圧倒的にきつかった。全然距離が進まない。

A7山中湖きららを出てまずは明神山の直登です。登り切ったら振り返る。晴れていれば富士山と山中湖が眼前にブワァッと広がります。ここから二十曲峠までの苦しい区間を頑張るエネルギーをチャージしてください。

ここから二十曲峠までは歩めども歩めども進まぬ距離にやきもきする苦しい区間がスタート。細かいが一つ一つも苦しいアップダウンが繰り返されて「まだ杓子山があるのに」と絶望感に苛まれるのもここ。

実際のところ、一番苦しいのはこの区間。A8二十曲峠以降は精神的にかなり余裕が出ると思います。このアップダウンもいつか終わる。そう信じて一歩一歩進みましょう。

A8二十曲峠(141km)~A9富士吉田(155km)

A8二十曲峠を出て杓子山に向かいます。ゆるい登り基調のトレイルをしばし進み杓子山に突入。天子ヶ岳に比べると登りの長さは短いものの、山頂付近で鎖を使う岩場も多数出現。ちょっとしたミスが大事故につながるので、夜間に杓子山を通過する場合には細心の注意が必要です。

杓子山を登り終えると長い下りでA9富士吉田に向かいます。トレイルの下りはそれほど長くない。林道とロードが中心の下りです。

UTMF2018

吉田のうどんで最後のエネルギーチャージ

A9富士吉田(155km)~Finish大池公園(168km)

いよいよラストの区間です。A9富士吉田を出て3㎞弱ロードを走り、霜山を登り始める。霜山の登りは標高差約600mです。長いけど道幅も広く難しい所もない。ボロボロの体に鞭打ってひたすら歩を進めるだけ。疲労と眠さで幻覚を見る人も多いかもしれません。どんなにきつくてもあと数時間でフィニッシュ。気持ちは前を向きます。

霜山を登り切るとあとは河口湖へ向け下るだけ。足を踏み外すと大事故につながる箇所もあるので最後まで集中しましょう。霜山を下りロードに出て、後はフィニッシュに向かうだけと思いきや最後に少しだけトレイルの登りがあります。この登りを終えると階段を下り、いよいよ河口湖畔へ。

湖の反対側に見える大池公園に向かい3㎞のロードを走る。ここはもう、一人ひとりがそれぞれの楽しみ方をするだけ。ラスト1㎞、河口湖大橋を渡りフィニッシュを迎えます。

【2019年4月16日追記】2019年大会ではA9富士吉田が154㎞、フィニッシュ大池公園が165㎞のため区間距離は11㎞です。

関連記事>>【UTMF2018】装備と持参した行動食
関連記事>>【UTMF2018】エイド滞在時間の予定と実際
関連記事>>【UTMF2018】ランナー目線で見たサポートのメリット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*