100㎞ウルトラマラソンの記憶。2度目で気づいた「適性なし」

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苦しむカエル

「ロードのウルトラマラソンは苦手」
「ウルトラで活躍するには精神的な資質が重要」

この記事ではそんなことをつらつらと書いてみました。

ウルトラマラソンの適性とは?走力のみで測れない

ランニングの面白いところは、距離によって向き不向きがはっきり現れること。例えば、5000mで速い人が必ずしもフルマラソンで活躍するわけではありません。そして、適性の影響は距離が長ければ長いほど大きくなります。

この記事では、ロードのウルトラマラソンの適性について書いてみました。

チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン100㎞の記憶

僕が初めてロードのウルトラマラソンに挑戦したのは、本格的に走り始める前です。ノリでチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンの100㎞の部にエントリー。社会人になってもバスケを続けていて体力には自信があったので、たいして練習もしていないのに不安を持たずにスタートしました。

当然うまくいくわけはなく、50㎞を過ぎたあたりで脚が売り切れます。脚に感じるのは異常な重さと熱感。5㎞ごとの距離表示が永遠に現れないような感覚に陥り、精神的にも追い詰められました。何とか13時間30分かけて(制限時間は14時間)フィニッシュしたもののダメージは甚大。帰宅時は最寄駅から自宅までの800mが歩けずタクシーに乗車しました。自己最短タクシー記録です。

その数年後、ランニングを本格的に始めて1年が経った頃に再度出場しました。今度はいい走りがしたいと臨んだものの50㎞地点でリタイア。途中から、どんどん嫌になってきちゃったんです。ロードのウルトラで求められる、単調な道でも淡々と走り続けられる能力が不足していました。全然楽しんでいない自分に気づいた時点で適性なしとわかり、2度目のチャレンジ富士五湖以来、ロードのウルトラマラソンには出ていません。

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芥川カエル

24時間走はメンタルが特に重要

輪をかけて単調さがランナーを追い込むのが24時間走。国内最大の大会である「神宮外苑24時間チャレンジ」では、1325mのコースをグルグル回って、24時間で走った距離を競います。

これはシャレにならん。まずゴールがない。そして同じ場所を走るという単調さの極み。景色の変化もない。24時間走で結果を出している人のメンタルは屈強すぎます。恥ずかしながら、僕は50㎞くらいで耐えられなくなりリタイアして飲み屋に消えていきました。

関連記事>>24時間走の大会でトップは何km走るか。世界記録と日本記録は?
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誰でもキツくなる。その後どうするか?

ロードのウルトラマラソンでは、どんなにトレーニングしている人でも余裕で走り切れることはありません。必ず、肉体的には「もう走れない」と感じる時がきます。そこから動き続けられるか、精神的に折れてくるかが分かれ道。ウルトラマラソンはペース自体は速くないので、メンタルが良い状態に保たれていれば走り切れるし、いいタイムも出せるものです。

ウルトラマラソンの終盤では、50代や60代のランナーが力強い走りで進んでいくシーンを何度も見かけます。人生経験が豊富で苦しみをくぐり抜けている分、精神をコントロールして残っている力を引き出す方法がわかっているのでしょうか。

 

 

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