
(この記事は2019年4月8日に更新されました)
2014年から5年連続出場のランナーが解説。
「つくばマラソンのコースはタイムを狙えるか知りたい」
「つくばマラソンの日程やエントリー方法を知りたい」
この記事はそんな方に向けて作成しています。
目次
つくばマラソンはこんな大会
アップダウンが少なくタイムが狙える高速コースで11月下旬に開催。都心からのアクセスが良く、例年7月頃のエントリー開始と同時に申し込みが殺到する人気レースです。紅葉がきれいで雨も降らない時期なので気持ち良く走れます。
サブスリーを狙っている人にもおすすめ。2018年大会の男子で見るとサブスリーで走ったのは730人。他の同規模の大会に比べてサブスリー率が高いため集団走でリズムよく走れます。
この記事は2017年大会での経験をもとに作成しています。
つくばマラソンのくわしい情報
開催日程
11月下旬に開催されます。2014年~2018年の5年間を確認すると、2016年(第3週日曜開催)以外は第4週日曜に開催されています。
- 2014年 11月23日(日)
- 2015年 11月22日(日)
- 2016年 11月20日(日)
- 2017年 11月26日(日)
- 2018年 11月25日(日)
晴天率が高く気温もちょうどいいのでタイムを狙うにはベストな時期ですよ。
エントリー方法
2018年は先行エントリー(つくば市在住者など)・ふるさと納税エントリー・一般エントリーの3つのエントリー方法がありました。一般エントリーのやり方を見ていきましょう。
2018年一般エントリー開始日は7月8日でした。エントリー日程は5月8日に発表されています。エントリー開始と同時に熾烈なクリック合戦が展開されるので、開始時間も把握しておきましょう。エントリー方法は電話とインターネット。僕は毎年インターネットでエントリーしています。
ランネットとスポーツエントリーの2つのルートがあるので、どちらで申し込むか決めておきましょう。僕は5年間ランネットでエントリー開始時間に申し込んでいて、混雑はするもののエントリーできなかったことはありません。
「ランネットで締め切られたけどスポーツエントリーではいけた」なんて話が出ることもあるので、ダメだったらもう一方で挑戦してみるのもいいですね。
コース
筑波大学構内がスタート・フィニッシュ、つくば市内をぐるりと巡るワンウェイコースです。アップダウンは5㎞、36㎞地点で通る陸橋と、25㎞前後で現れる軽めのアップダウンだけ。ペースが作りやすい高速コースで、サブスリーを狙う人が多いのもうなずけます。
コースを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>>つくばマラソン2018 参加レポ!サブスリー人数も調べてみた
距離表示
1kmごと。
距離表示に書いてある言葉が秀逸。1㎞ごとにこだわりのメッセージがランナーを励まします。アニメの名言が多用されていて、ジョジョやカイジが出てきた時には脱力しましたよ。
「千載一遇!空前絶後!」
「超絶奇絶!・・・奇蹟っ!」
「神懸かり的・・・給水!!!」
わかる人は笑うよね。
ロッキー
コース上でラジカセを使いロッキーのテーマを流している名物おじさんがいます。数年前まで前半にいたのですが、最近はもっぱら後半。2017年大会では31㎞地点にいました。
【2019年4月8日追記】上記は2017年大会。2018年大会ではラスト1㎞付近にいらっしゃいました。
トイレ
陸上競技場横の多目的グラウンドに仮設トイレが多数ありますが、参加人数が多いので混みます。コース上ではトイレ併設のエイドが多数ありました。
受付
事前発送のため当日受付不要。
参加賞
2017年はネックウォーマーと地元名産品から選ぶスタイル。
スタート
ウェーブスタート。2017年は以下のスケジュールでした。
第1ウェーブ 9:00
第2ウェーブ 9:05
第3ウェーブ 9:10
第4ウェーブ 9:20
第1ウェーブのAブロック(陸連登録エリア)は事前にフルマラソンだと3:15以内の記録証提出が求められるため、スタート直前に行ってもそれほど混雑していません。ただし、確実に30秒以内のロスでスタートしたい人は早めに並ぶことをおすすめします。
応援
つくば市内をぐるりと走るのでどこでも応援できます。長時間交通規制されるため、車で移動予定の方は事前に調べてくださいね。
給水
合計13か所。水分は水とアミノバリュー、パンやバナナもあります。
記録証
フィニッシュ後に即発行。5kmごとのラップも記載されています。
食事
筑波大学が会場なので周辺に飲食店が多数あります。つくばエクスプレス「つくば駅」すぐのBiViつくばに飲食店が入っているので、電車で来た方にはそちらがおすすめ。
お風呂
会場から約7km移動するとスーパー銭湯があります。風呂の種類が多い。サウナと水風呂もあり。
湯~ワールドつくば
入浴料:1,500円(税別)
https://you-world.e-tsukuba.jp/contents3.html
参加費
フルマラソン:7,000円
10km:4,800円
【2019年4月8日追記】2018年大会も参加費は変わっていません。
アクセス
会場 筑波大学構内陸上競技場周辺
会場まではつくばエクスプレス「研究学園駅」、JR常磐線「土浦駅」からシャトルバスが運行されます。
大会Webサイト
https://www.tsukuba-marathon.com/
トップ争いがハイレベル
ロンドンオリンピック日本代表の藤原新選手が2:18:08で優勝。40km過ぎまで競り合う激しいレースでした。2位は7秒差、4位までが2:18台でフィニッシュしています。
思ったこと
2020年には40回大会を迎える老舗レースだけに運営がとてもスムーズ。初フルの人もサブスリーを狙う人もみんなが心地よく参加できる大会です。
僕は・・・
つくばマラソンには2014年から5回連続で出場。フラットでカーブも少なく、淡々と走りに集中できるので好きなんです。
- 2014年 3:12
- 2015年 2:58
- 2016年 2:41
- 2017年 3:07
- 2018年 2:35
2018年大会で1年半ぶりに自己ベストを3分更新できました。
1988年千葉県産。25歳に走り始めた。サウナーでありロングスリーパー。ミドルレンジのトレイルレースを中心に走っている。おんじゅくオーシャントレイル2020、みたけ山トレイルラン2019などで優勝。PBはハーフが1:10、フルが2:35。
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