ひさしぶりの塔ノ岳タイムトライアル(TT)64分なり

カエルモノリス

「塔ノ岳は登りの練習にいいよね」
「塔ノ岳の景色がたまらん」

この記事ではそんなことをつらつらと書いてみました。

塔ノ岳タイムトライアル(TT)とは?

塔ノ岳は神奈川県にあり標高は1491m。登山口から山頂までの標高差はおよそ1200mで距離が7㎞あり、トレイルランの登り強化に最適な環境だ。新宿から小田急線急行で約1時間10分というアクセスの良さも魅力。最寄りの「渋沢駅」から登山口の大倉までは約4㎞でバスもあるが、ジョギングして体をあたためるのもいいだろう。

東京近郊の山にしては珍しく長い登りがとれ、高尾山などに比べて登山者も少ないため、タイムトライアルに挑戦するトレイルランナーも多い。僕も3、4年前に横浜に住んでいた頃に頻繁に通っていて、65分で山頂まで到達したのが自己最速だったと記憶している。

塔ノ岳、丹沢山系のトレイルランについて詳しく知りたい方は、下の2記事をご覧ください。

>>丹沢・塔ノ岳の登りは富士登山競走の練習に最適!
>>丹沢縦走トレランに行こう!コースを写真付き徹底解説。塔ノ岳~大山を走る。

ひさびさの塔ノ岳タイムトライアル(TT)は64分

渋沢駅に到着して改札を出ると雲一つない青空をバックにして、塔ノ岳から大山までがくっきりと姿を現す。登山口の大倉まで4㎞の道のりを走るのもいいが、今回はバスで移動しよう。

大倉で軽くストレッチをしたら、いざスタート。時折平坦な道もあるとは言え、7㎞の行程中95%以上が登りのため走り出す時は多少の憂鬱に包まれる。手袋の中が汗ばむ頃には、山の中で脚をただ動かすことが嬉しくなっているのだが。

大倉から600mはロードの登りで、残りの6.4㎞は登山道を駆け上がる。前半は数年前の記憶に比べて傾斜がゆるやかに感じた。レースに出なくなって久しいため、息が上がらないところでペースをコントロールしつつ着実に登っていく。30分が過ぎるころには、徐々に傾斜が急になり、歩く場面も増えてくる。ここ1カ月半はジョグばかりの練習だったから、心臓と肺が困惑しているようだ。

花立山荘に至る急な木段を登っている途中で、僕は必ず振り返る。数時間前にはそこにいた街、海、山々が一気に見渡せるから。現実から一気に非現実にワープする塔ノ岳の魅力は色あせない。

花立山荘を過ぎると一気に風が強くなり、雪もチラホラ残っている。やせた尾根をぴょんぴょんと駆けて、最後の階段を登るとあっという間に塔ノ岳山頂に到着する。

今回は64分。数年前のベスト記録より速く走れてよかった。レースに出場する機会は当分の間は限られてくるだろうから、たまにはこうやって追い込み方を思い出すのが大事だ。

今回はアキレス腱炎の痛みがそれほど出なかったことも収穫。一般的に登りはアキレス腱に大きな負荷をかけると言われているけど、スピードが出ない分いいようだ。僕のアキレス腱にはスピードと硬い路面が一番ダメージを与えることがわかってきた。

山を駆けあがって、はたと気づいたときには街から遠く離れたところにただ存在している。なんて贅沢でしょう。

 

 

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