【東京マラソンコース徹底解説】高低差が少ない高速コースを攻略!

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東京マラソン

(この記事は2019年9月24日に更新されました。)

東京マラソンは国内屈指の高速コース。

「東京マラソンのコースの特徴を知りたい」
「東京マラソンのコースの攻略方法を知りたい」

この記事はそんな方に向けて作成しました。2019年に走った経験からコースを解説します。

2017年から東京マラソンのコースが変更!高速コースへ

東京マラソンのコースは、2016年までは都庁前をスタートして東京ビックサイトでフィニッシュ。全体としてはフラットながら終盤に佃大橋などのアップダウンがあり、それほどタイムが出やすいコースという印象はありませんでした。それが2017年に一新。東京駅フィニッシュになり、最初の5㎞は下り基調で残りもほぼフラットという世界的に見ても走りやすいコースになっています。

コース変更後の東京マラソン2017ではウィルソン・キプサング選手が2時間3分58秒のマラソン国内記録で優勝。2018年には設楽悠太選手が当時の日本記録となる2時間6分11秒でフィニッシュしています。さらに、2019年は悪天候ながらビルハヌ・レゲセ選手が2時間4分48秒で優勝しました。出場選手のレベルが高いことはありますが、ほかの国内トップレベルのレースに比べても明らかにフィニッシュタイムが速いです。

東京マラソン2019コース

出典:東京マラソン公式Webサイト

東京マラソンのコースの特徴!高低差が少ない

東京マラソンが高速コースと言われる2つの理由を紹介します。

類を見ないフラットなコース

高低差だけ見ると、最近の世界記録のほとんどが作られているベルリンマラソンをはるかに凌ぐ高速コースです。ベルリンマラソンは多少上るパートがあるのに対して、東京マラソンは川を渡る際の橋によるアップダウンを除くとほぼフラット。加えて、最初の5㎞で高低差約35m下るおまけ付きです。

実際に走ってみても最初の5㎞は明らかに下り基調。スタートから楽に入れることでペースが作りやすいです。それ以降も気になる上りはないし、都内は道路が整備されていて着地が乱れることもない。これだけ走りやすいコースはなかなか見当たりません。

後半の31㎞以降は箱根駅伝のスタート・フィニッシュ付近のコースとも重なる第一京浜の往復です。カーブもほとんどなく完全にフラットなので、力が残っていればペースアップしやすいと感じました。

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東京マラソン2019高低図

出典:セイコー東京マラソン2019応援サイト

カーブが少ない

フラットなだけではなく、鋭角なカーブが少ないのも特筆すべき点です。長めの直線を中心にコースが設計されているため、ペースダウンするカーブは数えるほどしかありません。大幅な減速が必要になる折り返しも中間点の直前と35㎞を超えたところの2か所に抑えられています。

東京マラソンコース攻略

4つのパートに分けてコースを見ていきます。

スタート~15㎞(浅草):オーバーペースに注意!

東京マラソンのスタート直後に冷静でいられる人はまれでしょう。38000人が一斉にスタートして東京都心を走る。そして沿道には途切れぬ応援。誰だって気分が上がり飛ばしすぎます。最初の5㎞が下り基調なことで輪をかけてオーバーペースになりやすいのも特徴です。スタートから飯田橋駅までの5㎞で多少飛ばしてもそれはしょうがない。大事なのはその後です。

5㎞を超えても15㎞の浅草雷門までは圧倒的非日常感に包まれて走りに集中しにくい。ここでペース管理を怠ると後が大変です。楽しむのはもちろんながら、たまに時計に視線を落として自分を現実に引き戻しましょう。

15㎞~25㎞:いったん落ち着いて淡々と

15㎞付近で浅草寺を通過して蔵前橋を渡ってからは、約25㎞まで富岡八幡宮方面に向かっての長い直線の往復です。それほど印象的な景観があるわけではなく、淡々と歩を進めるパートになるでしょう。

中盤で通過する銀座、そしてラスト1㎞で迎える石畳のウイニングロードを楽しむためにもここは無理をするところではありません。給食があるエイドではエネルギーを補給しておくのもポイントです。

25㎞~31㎞:力をためて

富岡八幡宮から続く長い直線を走り切り、再度蔵前橋を渡ると25㎞地点。ここからは徐々に疲労も現れて辛くなる人も多いでしょう。ゆっくりでもいいので走り続けたいところです。30㎞手前からは銀座を走ります。普段は買い物客でにぎわう東京屈指の目抜き通りを走り抜けるのは不思議な感覚でした。

31㎞~フィニッシュ:ラスト1㎞に感動

銀座を抜けて31㎞からはいよいよクライマックス。カーブもアップダウンもほとんどない第一京浜の往復は、一人ひとりの東京マラソンを総括するのに最適な走路です。ラスト5㎞、東京駅に向かい言うことを聞かない足で進む道程は、数十分とは思えない密度の濃い時間になります。

そして最後に1㎞続く丸の内仲通りの直線を迎えるのです。それまで開けていた景色が仲通りに入った瞬間に凝縮される。ビルが両側から迫り、耳に届く声援もそれまでとは異質のものになります。脚の痛みと呼吸の苦しさ、精神の躍動がないまぜになって時間の感覚を失うことでしょう。

気づいたら最後の曲がり角。左にゆっくりと曲がると、視界にフィニッシュゲートが飛び込んできます。

エイド

エイドは5㎞以降、およそ2㎞~3㎞ごとでトータル15か所ありました。

エイドの数は多いものの給食があるエイドは意外に少ない。給食があるのは17㎞以降の5か所でした。僕はスタート前のエネルギー補給計画で失敗してハンガーノックになったのですが、給食があるエイドまでなかなかたどり着かずだいぶきつかったです。エネルギー消費が激しい人は携行食を多めに持っていくことをおすすめします。

トイレ

コース上に多数あるほか、東京メトロや都営地下鉄の駅トイレ、セブンイレブンのトイレも使用可能でした。

まとめ

  • 世界的に見てもフラットで走りやすいコース
  • 浅草までの15㎞をいかに抑えられるかがカギ
  • 携行食は余裕を持った数を

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