
(この記事は2019年8月31日に更新されました。)
「ランニングでタコや魚の目ができた時の対処法を知りたい」
「タコや魚の目がランニングに与える影響を知りたい」
この記事はそんな方に向けて作成しました。
目次
ランニングでなりやすい「タコ」「魚の目」とは?
ランニングを継続していると、足の裏が硬くなる人は少なくありません。多少硬くなるのは自然なことですが、厚みが増して「タコ」や「魚の目」になると痛みが出てランニングに支障をきたします。
タコと魚の目は皮膚の角質が分厚くなったもので、同じ場所に圧力がかかり続けることが原因。ダメージから体を守るために、防衛本能で厚くなります。タコは皮膚表面の角質層から外に向けて厚くなり、魚の目は皮膚の内側にある真皮に向かって厚くなるのが特徴。内側に向かっていく分、魚の目は痛みを伴うことが多いです。
僕はフルマラソンで「タコ」ができた
僕は2018年のつくばマラソンを走った時にタコができました。10㎞地点を過ぎると足の裏が痛くなり、フィニッシュ後に触ってみると親指付け根あたりの皮膚がガチガチになっていて驚いた。マラソン前から硬くなっていて、フルマラソンの負荷により一気に痛みが出たのでしょう。慣れない厚底シューズを履いて前傾姿勢になったことも関係していると思います。
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ランニングで「タコ」ができるとどうなる?
タコは角質層から外に向かって厚くなるので、基本的に痛みはないと言われます。しかし厚みが増した場合は、足の裏に硬い石のような異物がある状態。走って足の裏が圧迫されると痛みを感じます。僕はかなり痛みが出る状態だったので、つくばマラソン後に慌てて対処法を調べました。
「タコ」の対処法
タコの対処法はいろいろあります。代表的なのは入浴時に軽石で削る方法や、専用のヤスリやカミソリを使う方法。物理的にタコを削って厚みを減らしていきます。サリチル酸という成分が含まれた軟膏で柔らかくして除去する方法も一般的です。ただし、タコが足を保護しているからあまり削らない方が良いという意見もあります。やり過ぎないように注意したいですね。
「魚の目」の場合は?
魚の目はタコよりも厄介。皮膚の内側に深く刺さった芯を除去する必要があります。サリチル酸入り軟膏を複数回使って芯まで浸透させる方法や、カミソリで削る方法、外科手術で除去する方法などがあります。
僕が試した「タコ」対策!基本はコツコツ削る。本気でやるならサリチル酸
僕はドラッグストアなどに売っているタコや魚の目専用のヤスリを使ってコツコツ削りました。ヤスリの目の粗さによって、入浴後の柔らかな皮膚に使うものと乾燥した状態で使うものがあります。時間はかかりますが、毎日削っていると確実にタコが薄くなっていきます。
しばらくランニングを休養する時や、本気でタコをやっつけたい時にはサリチル酸入りの薬剤を使用するのがおすすめ。角質層を柔らかくする作用があり、塗って2日~3日放置するとピンセットや爪切りなどではがせるくらい柔らかくなります。
ただし、1回で全て除去するのは不可能なので何回もやるのがポイント。僕は年末のランニング休止期間に3回くらいやって、一気にタコを除去しました。
1988年千葉県産。25歳に走り始めた。サウナーでありロングスリーパー。ミドルレンジのトレイルレースを中心に走っている。おんじゅくオーシャントレイル2020、みたけ山トレイルラン2019などで優勝。PBはハーフが1:10、フルが2:35。
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