
サブ2.5で走るとびわ湖毎日マラソンにも出られる。
「サブ2.5ランナーの割合を知りたい」
「サブ2.5ランナーの人数を知りたい」
この記事はそんな方に向けて作成しました。
フルマラソンのサブ2.5は一つの到達点
フルマラソンでは、30分ごとに区切ったタイムが「サブ~」として市民ランナーの目標の一つになっていますね。サブ4、サブ3.5、サブ3と階段を上るように自己ベストの短縮を目指す人も多いでしょう。特にサブ3は走り込んだ市民ランナーにとっては大きな目標になっています。
サブ3を達成したら次は2時間50分切りのサブエガ、さらには2時間40分切り…とタイム短縮のために厳しい練習を重ねる人もいますね。そんなハードボイルドランナーの前に大きく立ちはだかるのがサブ2.5。男性で2時間30分を切るとエリートレースであるびわ湖毎日マラソンに出場できることからもわかるとおり、簡単には到達できない領域です。女性だと一流ランナーと言えるでしょう。
ここからはマラソン完走者におけるサブ2.5の割合や人数、サブ2.5のペースを見ていきます。
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サブ2.5になると人数激減
雑誌ランナーズが毎年発表している「全日本マラソンランキング」の2019年度データによると、2019年4月~2020年3月までの対象フルマラソン完走者の中で、2時間30分を切ったランナーの割合は男性で0.2%、女性だと0.03%です。人数で見ると男性は25万3541人中の626人で、女性は5万9506人中の17人。
この数字にはプロランナーや実業団選手が含まれているので、市民ランナーでこの領域に達するのは至難の業だということがデータからもわかります。
ちなみに、男性でサブスリーの割合は3.4%でした。この数字も十分少ないですが、サブ2.5に向かっては加速度的に人数が減っていくのです。
フルマラソンをサブ2.5のペースは?
2時間30分を切るためには1㎞あたり3分33秒で走る必要があります。後半にかけてのペースの落ちこみを考えると3分30秒/kmが基準になるでしょう。このペースで42.195㎞を走り切るにはスタミナだけではなく、絶対的なスピードも必要になります。練習強度も相当高くなってくるため、故障しないように体のケアに力を入れることも大事になりますね。
次のレースでサブ2.5を目指す
フルマラソンのPBは2018年のつくばマラソンでの2時間35分49秒です。昨シーズンはつくばで自己ベストを狙うも25㎞を過ぎたところでふくらはぎに痛みが出てあえなくリタイア。レースが開催されれば、今シーズンは2時間30分を切りたい。昨シーズン、ハーフマラソンを1時間10分で走れたのでスピードはおそらく大丈夫。最後までたれずに走り切れるようにスタミナをつけ、万全の準備をして臨みます。
1988年千葉県産。25歳に走り始めた。サウナーでありロングスリーパー。ミドルレンジのトレイルレースを中心に走っている。おんじゅくオーシャントレイル2020、みたけ山トレイルラン2019などで優勝。PBはハーフが1:10、フルが2:35。
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