
(この記事は2019年8月8日に更新されました。)
「OSJ ONTAKE100のコースを知りたい」
「OSJ ONTAKE100の特徴を知りたい」
この記事はそんな方に向けて作成しました。
目次
OSJ ONTAKE100はこんな大会
長野県の王滝村国有林をひたすら100㎞走る!「ここさっき走ったよね…」と何度も思うデジャブ感。淡々と距離を刻んでいく感覚がクセになります。100kmの部以外に上級者向け100マイルの部もありますよ。
この記事は改称される前の「おんたけウルトラトレイル」2015年大会100kmの部に参加した経験から作成しました。
OSJ ONTAKE100のくわしい情報
スタート時間(2019年)
- 100マイル PM8:00
- 100km AM0:00
100kmの部は午前0時スタートのため、それまでにいかに眠れるかが一つのポイント。会場にテントを張ってスタートまでゆっくりと過ごす人も多いです。
コース
ひたすら林道。よくこれだけ長い林道が整備されたなと感心します。コースは年によって変わることもあるようですがコースの印象はあまり変わらないでしょう。「走る禅」と呼ばれることもあるほど、淡々と林道を走り続けます。
高低差は大きくないのである程度走力がある人はコースの大部分で走れます。フィニッシュタイムも100㎞の部でトップが9時間前後とかなり速いです。
テクニカルなパートはありません。ただ、後半になるにつれ石の突き上げによるダメージが大きくなるため、シューズは厚めのものを選択するのがベターでしょう。
関連記事>>トレイルランの大会で現れる林道ってそもそも何?

2019高低図 出典:OSJ ONTAKE100 Webサイト
受付(2019年)
当日13:00~17:00
スタート
長丁場なこともあり皆さんのんびりと並びます。夜中スタートゆえ不思議なテンションで暗闇へと走り出すのが印象的。
応援
普段は開放されていない林道を走るためコース上での応援は難しいです。
制限時間
- 100マイル 24時間
- 100㎞ 20時間
アクセス
長野県木曽郡王滝村の「松原スポーツ公園」が会場です。JR東海中央本線「木曽福島駅」から会場まで路線バスで40分ほど。
車だと東京方面は高井戸ICから約3時間40分、大阪方面は吹田ICから約4時間30分です。
大会Webサイト
http://www.powersports.co.jp/osjtrail/19_ultraontake/index.htm
思ったこと
他の大会とは一線を画す独特な存在感を放つレース。ダイナミックだけど変化の少ない景色、淡々と走れる林道、深夜の眠気と日中の暑さが不思議な精神状態に誘います。高揚しているような落ち着いているような…。
普段は開放されていない国有林を走るので、人が生活している気配も感じない。非日常感の強さは国内NO.1ではないでしょうか。
僕は・・・
2015年に100kmの部に参加。11時間5分で19位でした。
1988年千葉県産。25歳に走り始めた。サウナーでありロングスリーパー。ミドルレンジのトレイルレースを中心に走っている。おんじゅくオーシャントレイル2020、みたけ山トレイルラン2019などで優勝。PBはハーフが1:10、フルが2:35。
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