山の天気が変わりやすい理由!標高と気温の関係も解説。

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テルテル坊主とウサギ

(この記事は2019年4月30日に更新されました。)

山の天気が変わりやすい理由を調べてみた!

「山の天気が変わりやすいのはなぜか知りたい」
「標高と気温の関係を知りたい」

この記事はそんな方に向けて作成しました。

丹沢山系で山の天気の変わりやすさを実感

ある1月、丹沢周辺の天気予報は「曇りのち雨」。6時―12時の降水確率が30%だったのでお昼までに下山予定で丹沢に行ってきました。

最寄りの小田急線「渋沢駅」についた時点で丹沢の山々を眺めると、幾重にも層になった雲がたれこめる。塔ノ岳の中腹からは風が強くなり軽く雨も降りだす始末。視界が悪く天気も悪化傾向のため予定を切り上げて塔ノ岳ピストンで下山しました。

下山すると視界がひらけ雨も降っていないし風もない。当たり前ながら「山と平地は天気が違うんだなぁ」と実感した経験です。

なぜ山は天気が変わりやすいのか?

山の天気が変わりやすいのにはちゃんと理由があります。ポイントは「上昇気流」と「空気のあたたまりやすさ」。それぞれ見ていきましょう。

上昇気流が山に雲を作る

海から蒸発した水分を含む風が山にぶつかり勢いを増しながら斜面を駆け上るのが一つの原因。この「上昇気流が冷やされて雲になります。

山という障害物に風があたって雲ができやすい。だから天気が平地よりも変わりやすいのです。

空気が熱しやすく冷めやすい

さらに、山の空気が「熱しやすく冷めやすい」ことも天気の変わりやすさに関わっています。

太陽が昇ると平地や海の空気よりも先に、高い位置にある山の空気があたたまります。あたためられた空気は軽いため上に昇り、空いたスペースに平地の風が吹き込むことで上昇気流が発生しやすくなります。

標高が高くなると気温が下がる

標高が100m高くなると気温が0.6℃下がります。1000mだと6℃。

僕が行った塔ノ岳だと標高差約1200mなので地上よりも7.2℃下がる。地上は最高気温15℃前後の暖かい日でも山頂は午前9時で2℃となかなか寒かったです。平地の気温に惑わされずに服装を選ぶのが大切ですね。

風があると状況が一変

風が強いときは体感気温が大幅に下がるので要注意。風速1mで1℃下がります。

塔ノ岳で風速5mの風が吹いた場合、標高差で7.2℃気温が下がり風の影響で5℃体感気温が下がるため地上よりも10℃以上寒く感じます。風が強いときはウェアリングがより難しくなりますね。

まとめ

  • 上昇気流と空気の熱しやすく冷めやすい性質で天気が変わりやすい
  • 100m標高が高くなると0.6℃気温が下がる
  • 風速が1m速くなると1℃体感気温が下がる

 

 

 

 

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