
8月末開催でもコース最高地点はひんやり。
「クリスタルトレイルランのコースを知りたい」
「クリスタルトレイルランの特徴を知りたい」
この記事はそんな方に向けて作成しました。
目次
山梨みとみクリスタルトレイルランはこんな大会
山梨県山梨市で開催。スタート地点の西沢渓谷が標高1000mを超えていて、コース最高点の標高は2038mのため夏でも快適です。林道パートが長く、距離も26㎞のためサクッと気持ちよく走れるレースでした。トレイルラン以外に10㎞の西沢渓谷ウォークもあります。
この記事は2018年大会に参加した経験から作成しました。
山梨みとみクリスタルトレイルランのくわしい情報
開催時期
8月下旬
- 2017年 8月27日(日)
- 2018年 開催なし
- 2019年 8月25日(日)
2018年はコース不良のため開催休止となったそうです。2017年は16㎞での開催。2019年はコースが変更され26㎞になりました。
スタート時間
9:30
本部のある「道の駅みとみ」から300mほど離れた西沢渓谷入口からスタートします。
コース
- 距離 26㎞
- 累積標高 2222m
- 最高地点 2038m
林道が多いコース設計。ロードと林道で全体の70%以上を占めます。山岳パートは距離6㎞ほどながら登りごたえがありますよ。
★スタート~13.2㎞エイド
西沢渓谷入口をスタートして7㎞地点までは未舗装路も挟みながらのゆるやかな上りロード。時折下りもありますがほとんど上りです。
7㎞地点のエイドでしっかり補給したら登山道に入っていきます。3㎞ほどで標高差約500mを登るため傾斜はなかなかキツい。一歩一歩進んでいきましょう。標高が上がるにつれ、肌に触れる空気が冷たく、さわやかになっていきます。
コース最高点の2038mからは約3㎞の下り。晴れていれば抜群の眺めが時折あらわれる魅力的なトレイルです。登山者の少ないエリアで、トレイルが荒れている部分もあります。道を外れて着地すると路面がデコボコでケガをするリスクがあるので、スピードを抑えて慎重に進みましょう。僕は何回かひねりそうになりました。
下り切ったら13.2㎞のエイドです。
★13.2㎞~フィニッシュ
13.2㎞エイドから19.3㎞エイドまでの6㎞は林道です。下り基調かと思いきやしっかりした登りもあって、この6㎞で標高はほとんど下げません。完全な下り基調は19.3㎞のエイド以降だと覚えておきましょう。19.3㎞のエイドでしっかり補給したら残りは7㎞の下りだけ。気持ちよく走ってフィニッシュを迎えます。
距離表示
5㎞ごと
受付
事前発送のためなし
参加賞
地元の銘柄ぶどう
応援
スタート地点から歩いて行ける西沢渓谷は、滝の織り成す景色が人気の景勝地です。ランナーが走っている間にトレッキングに行くのも素敵ですね。
エイド
3か所(7㎞・13.2km・19.3㎞)
バリエーション豊かなドリンクと軽食、明るいかけ声がランナーを迎えてくれます。2018年はスイカやうどんなどもエイドに登場。夏のレース中に食べるスイカは悪魔的にうまい。7㎞のエイドから登山道に入るので、しっかり補給して登り始めましょう。
関門
制限時間 6時間
13.2㎞地点 3時間30分
装備
コース中に照明のないトンネルが4つあります。1㎞近い長さのトンネルもあるため、ヘッドライトは必携です。快晴だった2018年も、コース最高点に近づくと肌寒く感じました。気温が低い、または雨が降っている場合には防寒対策が必須です。
記録証
完走後に即発行
食事
本部のある「道の駅みとみ」で食事ができます。
アクセス
JR中央本線「塩山駅」から利用料金片道1,000円で大会専用臨時バスが出ました。路線バスもあるようです。塩山駅から会場までは上り基調で約20㎞あるため走っていくのは厳しいでしょう。
自家用車で行く場合、中央高速「勝沼IC」からは一般道を29㎞走ります。
参加費
4,200円
大会Webサイト
思ったこと
高地でのレースのため標高が上がるにつれて風がさわやかになっていきます。7月、8月とジットリした汗をかきながら気合でトレーニングしていたので、久しぶりの心地よさに心も弾みました。山岳パートの約6㎞は登りの傾斜が急でキツイですが、最高点付近では遠くの山々を見渡す素晴らしい景色が待っています。
僕は・・・
2:26で2位。序盤の林道はマイペースで進み、7㎞地点からの登山道でうまく切り替えてペースを上げられたので、最後まで良いリズムを保って走り切れました。
1988年千葉県産。25歳に走り始めた。サウナーでありロングスリーパー。ミドルレンジのトレイルレースを中心に走っている。おんじゅくオーシャントレイル2020、みたけ山トレイルラン2019などで優勝。PBはハーフが1:10、フルが2:35。
詳しいプロフィールはこちら。