
(この記事は2019年8月31日に更新されました。)
「みたけ山トレイルランのコースの特徴を知りたい」
この記事はそんな方に向けて作成しました。
みたけ山トレイルランはスタートから3㎞が勝負
みたけ山トレイルラン2018の参加レポです。この記事ではコースの特徴をご紹介。エイドや受付などくわしい情報は下の記事をご覧ください。実測12㎞ほどのショートレースですが、コース設定が秀逸で存分に楽しめます。
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スタート直後に激坂襲来
太鼓の合図で鳥居をくぐってスタートしたら、3㎞の舗装路つづら折りで標高差400mを駆け上がる。12月の冷たい空気が肺に大量に入り込んで、呼吸をするのも大変な状態になります。
僕はマイペースでスタートすることが多いですが、みたけ山トレイルはいきなり全力。傾斜がきつすぎて、ペースをゆるめたところで心肺機能への負担がハンパないのです。この3㎞でいかに自分を甘やかさないかが、タイム短縮のカギかもしれません。
他の大会ではなかなか見ない傾斜なので、上位の選手以外は走り続けることは難しいと思います。ショートレースなので、歩きになってもできる限りスピードを出して登っていくといいですね。また、つづら折りのカーブは外側から攻めるのがおすすめ。内側だと距離は短縮できるものの足へのダメージが大きい。内側ばかりを走ると後半厳しくなるでしょう。
最初の登りを抜ければ、あとは楽しい!
この3㎞を乗り切れば、残りは9㎞。短い距離の中に宿坊街や風光明媚なロックガーデンが含まれる彩り豊かなコース設定。適度なアップダウンもあって疾走感を楽しめます。ラスト100mで神社への階段を駆け上がるのも年の瀬感があって素敵ですね。キツイけど。
人気の山域でハイカーも多いので、下りはスピードに要注意です。気象条件によっては路面が凍ることも予想されるのでランニングシューズは避けた方がよいでしょう。
僕は・・・
1:08:31で2位でした。
序盤の激坂を5位~6位で通過し、そこからしばらくは順位変わらず。残り4㎞くらいから、登りで順位を上げていく展開でした。序盤のダメージが強烈な分、後半はペースがガクッと落ちる選手も多い。短いレースながら、後半の走り次第では追い上げ可能です。
1988年千葉県産。25歳に走り始めた。サウナーでありロングスリーパー。ミドルレンジのトレイルレースを中心に走っている。おんじゅくオーシャントレイル2020、みたけ山トレイルラン2019などで優勝。PBはハーフが1:10、フルが2:35。
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