
「軽い故障中なので久しぶりにLSD」
「LSDはゆっくりすぎてキツい」
この記事ではそんなことをつらつらと書いてみました。
目次
故障中なので久しぶりのLSDにトライ
アキレス腱周りの調子が優れないので、今日も脚に負担の少ないメニューをチョイス。昔はよく取り入れていたLSD(Long Slow Distance)をやってみました。ひたすらゆーっくり、そして長く走り続けるLSDは意外にしんどいんです。今にも雨が降り出しそうな空と同じくどんよりした気分で走り始めました。
LSDはとにかくゆっくり!
LSDでのポイントはゆっくり走ること。並みのゆっくりではなく超ゆっくりです。目安としては1㎞あたり8分~9分くらい。ジョギングのペースは走力に比例して速くなるのが普通ですが、LSDではどんなに速い人でもゆっくりを意識します。
最低でも2時間以上はかけたいところ
ゆっくり走るLSDでは短時間で終えるとほとんど効果は期待できません。脚がだるく感じるくらいまで走りたいところです。僕は短くても2時間、できれば3時間を目安にLSDを行っています。
LSDを提唱した佐々木功さんによれば「遅く走ることでしか開発できない毛細血管がある」とのこと。無理のない範囲で長く走って毛細血管を張り巡らしたいですね。
LSDではフォームが崩れがち
LSDのデメリットとしてフォームが崩れやすいことがあります。あまりにゆっくり走るため、通常のランニングフォームを保つのが非常に難しいです。特に後半にかけて脚がだるくなってくると、腰が落ちた雑なフォームになりがち。故障にもつながるので、最後までフォームに意識を集中させて走り切るのが大切です。遅いペースの中で集中力を保つのは案外難しいですよね。
LSDを終えると脚がダルい。いつもと違う筋肉使ってる
今回は河川敷のコースでLSD。数日前には1時間30分で走った約20㎞のコースを2時間30分かけてトコトコ走ります。久しぶりにLSDに挑戦したこともあり、新鮮な気分で最後までゆっくりペースを楽しめました。
走った後に脚に変なダルさがあるんですよね、LSDは。明らかに4分~5分/㎞で走っている時とは違う疲れです。開発されているんでしょうか。
LSDでは息が上がることはありません。のんびり考えごとをしながら走りたい時にもいいですね。夏でもそんなにキツくないですし。
関連記事>>ゆっくり走ればマラソンは速くなるのか?LSDの効果を解説!
1988年千葉県産。25歳に走り始めた。サウナーでありロングスリーパー。ミドルレンジのトレイルレースを中心に走っている。おんじゅくオーシャントレイル2020、みたけ山トレイルラン2019などで優勝。PBはハーフが1:10、フルが2:35。
詳しいプロフィールはこちら。