高温多湿でのランニングは危ない!湿度に注目~

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暑いカエル

気温が高くてもカラッとしてれば気持ちいいんだけどなー。

「気温と湿度がランニングに与える影響を知りたい」
「湿度が高いとなぜキツくなるのか知りたい」

この記事はそんな方に向けて作成しました。

サウナが教えてくれた湿度の重要性

僕はランナーかつサウナー。週に2回はサウナに通い、100℃と15℃の間をいったり来たりすることで愉悦に浸る男なのです。

サウナ初心者は温度ばかりに注目したくなります。「80℃だと低いよね」「ここは120℃超えている。昭和ストロングスタイルだ」といったように。でも実際には、同じ温度でもサウナによって熱さの感じ方が全く違います。90℃で湿度が高いサウナよりも、120℃で湿度が低いサウナの方が我慢しやすい場合もあるのです。

特にそれを感じやすいのはロウリュ。サウナストーンに水をかけることでサ室に水蒸気が拡散されると体感温度が一気に上がり汗が吹き出します。しかし温度計はほとんど変化を見せない。湿度が高くなったことで状況が一変したんですね。

ランニングにおいても、気温だけではなく湿度にも注目することでコンディションを予想しやすくなるでしょう。

ランニングと気温・湿度の関係

気温が高い状態で運動すると体温が上がります。すると体は①体の表面の血流量を増やして熱を逃がす、②汗の量を増やして気化作用によって体の表面の温度を下げる、この2つの方法で暑さに対処しようとします。しかし限界があるので、徐々にパフォーマンスが下がったり、ひどい時には死に至るような症状が出たりするのです。

気温が高くなるほどパフォーマンスの低下や熱中症のリスクが高くなるのはイメージできる通りです。もう一つの要因となる湿度についても、基本的には高いほど危険性が増すことになります。

なぜなら、湿度が低い場合には「カラッ」としているのでかいた汗がすぐに蒸発して気化熱を生み出し、体温が下がりやすくなる。反対に湿度が高い場合には「ベタッ」と汗が肌に張りつき気化熱を効率的に発生させることができず熱がこもるからです。

8月のマレーシアで高温多湿の餌食となる

2018年の8月にマレーシアで開催された70㎞のトレイルレースに出場。せっかくマレーシアまで行ったのにスタートから10㎞くらいで具合が悪くなり座り込み、あとは時間をかけてゆっくりとゴールまでたどり着きました。

マレーシアといえば高温多湿気候です。早朝スタートで30℃切っているから大丈夫だろうとハイペースで走り始めたことで、一気に体の調子が悪くなったんだと思われます。高温多湿は、慣れている人や体質的に特異なものを持っている人以外には相当に厳しい環境。ペースコントロールと水分補給には最大限の注意を払う必要があることを学びました。

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リディアード氏は高温低湿が厳しいと主張

一般的には高温多湿がランニングにとっては厳しいと考えられていますが、著名なランニングコーチであるリディア―ド氏は湿度の低い方が危険だと主張しています。湿度が低いとガンガン汗が蒸発して脱水状態になりやすいこと、湿度が高ければ常に皮膚の表面が濡れた状態になり気化が助けられることがその理由です。

後者は一般的に考えられている「蒸発することで体温が下がる」ことと真逆ですが、経験則からこのように主張しているようです。

気温と湿度が高い状況でのランニングでは決して無理しない

夏になると「例年にない」「記録的」という言葉を毎年のように聞くようになりました。それだけ、日本の夏は異常な状態になっています。

気温と湿度が高い環境下でのランニングはペースを落とす、水分補給を欠かさないのが鉄則。体の状態と相談しながら、気づかぬ間に限界を超えてしまわないように注意して走りたいところですね。

 

 

 

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