
(この記事は2019年9月17日に更新されました。)
「ハイテクハーフマラソンのコースのポイントを知りたい」
この記事はそんな方に向けて作成しました。
目次
ハイテクハーフはハイレベル!18人が1時間10分カット
ハイテクハーフマラソンは、箱根を目指す大学生や実業団レベルの選手も多く参加し、例年かなりハイレベル。2019年は18人が1時間10分切りの走りをしていて、1時間20分切りは150人を超えます。3位までは1時間5分台の圧巻の走りを見せていましたよ。
2019年大会に参加した経験から、コース攻略を中心にレポします。アクセスなど大会全体については下の記事をご覧ください。
関連記事>>【ハイテクハーフマラソン徹底解説】コースやアクセスをくわしく
ハイテクハーフのコース攻略
参加人数が多いため上流と下流の2コースがあり、それぞれさらに3ウェーブに分かれてスタート。荒川河川敷の往復コースなので上流と下流で大きな差はありません。この記事では僕が走った上流コースを解説します。
折り返し付近で土手の上り下りがある以外は完全にフラットなコース。基本的には走りやすいですが、以下の3つのポイントを押さえておくとさらに安心です。
- スタート直後の混雑
- 風の向き
- 折り返し後のリズムの取り戻し方
スタート直後の混雑
人数に対してスタート地点の幅が狭く、スタート直後は密集状態で走るのでかなり危険。後ろから無理に間を縫っていく人も多いため、細心の注意が必要です。スタートから100mほどで高架下を通る際に、さらに道幅が狭くなり道が湾曲します。周りの人の動きを予測しながら接触しないように気を付けてください。
高架下を過ぎてしばらくすると、道が広くなり集団がばらけ始めるため自分のペースで走れるようになります。
風の向きがカギを握る
河川敷のレースなので、ある程度の風は覚悟しましょう。
ハイテクハーフでは、上流コースより下流コースの方が風向きを考えるとキツいと思われる。川に吹く風の性質により、下流コースは往路が追い風・復路が向かい風の場合が多いからです。なお、2019年のレースでは風が弱くそれほど影響はありませんでした。
上流コースの場合、往路は向かい風を避けるためにできるだけ集団で走るのが得策。早めに自分のペースに合った集団につけるかがポイントの一つと言えます。
関連記事>>河川敷のレースは風次第!復路向かい風は地獄
折り返し後にリズムを崩さないように
往路のおよそ9㎞地点から土手に上がり、折り返しの直前に土手から下り始めて下りきったところが折り返しです。
つまり、復路は土手への上りから始まるのが上流コースの特徴の一つです。ここでペースを落とすとリズムが狂いやすいので要注意。折り返し直後の上りを終えてしばらく土手を走ると現れる下り坂を使ってリズムを取り戻しましょう。下りでリズムを取り戻して、追い風の中で後半を快調に走っていきたいところです。
猫ひろしさんは速かった
ハイテクハーフには、いつも猫ひろしさんがゲストで出ています。何とかついていきたいと思いスタート直後から猫ひろしさんの近くで走るも、2㎞と3㎞のラップが3分15秒前後。僕にとっては明らかにオーバーペースで突っ込んだ形になり、後半バテバテでした。
猫ひろしさんは後半少しペースを落としたものの1時間13分台でフィニッシュ。やっぱり強い!
僕は・・・
1:25でした。後半バテバテで玉砕。
1988年千葉県産。25歳に走り始めた。サウナーでありロングスリーパー。ミドルレンジのトレイルレースを中心に走っている。おんじゅくオーシャントレイル2020、みたけ山トレイルラン2019などで優勝。PBはハーフが1:10、フルが2:35。
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