ハセツネでポール・ストックは有効か?実際に使ってみた

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ハセツネ

(この記事は2019年8月24日に更新されました。)

「ハセツネでポールを使うかどうか迷っている」
「ハセツネとポールは相性がいいのか知りたい」

この記事はそんな方に向けて作成しました。

ハセツネでポールを使うのは難しい

ハセツネカップでは22㎞地点の第一関門「浅間峠」を過ぎるとポールが使えます。僕は2018年に4回目のハセツネにして初ポールを経験しました。実際に使ってみての印象からハセツネでのポールの有効性について考えます。

ポールを使い10時間5分で完走した経験をもとに、完走タイム10時間前後の方を想定して作成した記事です。

まずはポールの特徴を見ていきましょう。

  • 主に登りで威力を発揮する
  • 下りでは収納することが多いため、登り下りがはっきりしたコースに向いている
  • 100マイルなど距離が長いレースで多用される
  • 平地ではポールは無い方が速いが、リズムを作るのに有効

この特徴を考えた時にハセツネとポールはそれほど相性がよくないでしょう。まず、細かいアップダウンが多くポールを使う場面がはっきりしない。次に、一気に登る箇所が少ないためポールの恩恵をそれほど感じません。パワーハイクで十分対応できる登りがほとんどです。

ただしポール使用の熟練度にも大きく左右されます。ポールをうまく使える人ならメリットが上回る可能性もあるでしょう。

僕はポールの練習を事前に数回したのですが、全然扱えませんでした。十分に使えるようになるためには長い時間をかけてトレーニングする必要があります。また、元々スキーに親しみがある人はポールとの親和性は高いです。

僕が浅間峠を30位あたりで通過した時に「ポールの部2位!」と応援されました。上位で通過している選手でポールを使う人はまだまだ少数のようです。

ハセツネでポールをどう使ったか?

使ったポール

Mountain KingのTrail Blazeを使用しました。全長115㎝で1本142gの軽量モデル。ザックに付けてもほとんど重さは感じません。アルミ製なのである程度の強度があり、登りメインで使う分には折れるリスクはほとんどないと感じました。

ハセツネ

収納

あまり考えずにザックの後ろに付属しているバンジーコードでくくりつけておきました。これが大失敗。出し入れするたびにザックをおろしてバンジーコードをほどいたり結んだり。時間もかかるしイライラもつのり、収納を甘く見たことを後悔しました。

ポールを持つなら収納がカギ。ザック前方に付けてすぐに出し入れできないとアカンやつです。

ポールを使った区間

以下の区間で使用しました。

  • 浅間峠(22㎞)~笛吹峠(27㎞)
  • 西原峠(32㎞)~三頭山山頂(36㎞)
  • 第二関門・月夜見(42㎞)~御前山山頂(46㎞)

浅間峠~三頭山山頂まで通しで使う予定だったものの、ゆるい登りでうまく使いこなせず結局しまいました。技術がないと、ゆるい登りやフラットなトレイルではポールがあるとかえって疲れます。

ポールを使ってみて感じたこと

三頭山と御前山の登りでは、推進力が増したし何より楽に進めます。しかし、浅間峠(22㎞)~西原峠(32㎞)までのゆるい登りの区間ではポールが無い方が走りやすいと感じました。今度使うとしたら、ピンポイントで三頭山の登りと御前山の登りかな。終盤の大岳山(53㎞)直前は岩場もある短い登りなので、ポールはそれほど役に立ちません。

ハセツネでポールを生かすには

ポールを有効に使うためには入念な準備が必要です。特に収納方法が大事。事前に山で使ってみて自分に合った収納方法を見つけておきましょう。

収納方法がカギ

すぐに出し入れできる。それが一番大事。ポールの出し入れでザックをおろさなくてもいいような方法を選びましょう。バンジーコードで胸のあたりにくくりつけるか、背中にビームサーベルのように格納するザックを使用するのがよさそうです。

何回も山で練習

ぶっつけ本番でポールを使うと、ただ邪魔な棒を持ち運ぶだけになります。ポールは相当奥が深い。ポールワークの動画などでイメージを焼き付けて実践。そして復習を繰り返すのが熟達のコツです。使いこなすためには、年単位の修業が必要でしょう。

 

 

 

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