
(この記事は2019年5月23日に更新されました。)
福岡国際マラソンの参加資格はどんどん厳しくなっている。
「福岡国際の参加資格を知りたい」
「福岡国際の参加資格タイムのペースを知りたい」
この記事はそんな方に向けて作成しました。
福岡国際マラソンの参加資格とは?
日本には参加資格をクリアしなければ出られないレースがいくつかありますが、その中でもハイレベルなのがフル2時間30分以内を求められる「びわ湖毎日マラソン」と、2時間35分以内が求められる「福岡国際マラソン」。
福岡国際マラソンには2時間27分以内のAグループと2時間35分以内のBグループがあります。サブスリー、サブエガ(2:50切り・関連記事参照)を達成した市民ランナーは福岡国際マラソンBグループを目標にすることが多いです。
なお、福岡国際マラソンの参加資格タイムは徐々に速くなっています。上記のタイムは2018年大会の参加資格ですが、今後さらに速くなる可能性もあるでしょう。
関連記事>>ズバリ「サブエガ」とは何か?サブエガ達成のペースも解説
2016年、福岡国際マラソン参加資格「5分短縮」の悲劇
2016年の福岡国際マラソン大会要項が発表された時、涙した市民ランナーが数多くいたと思います。Bグループの参加資格2時間40分が2時間35分に引き上げられたのです。
2時間40分と2時間35分の違いはとてつもなく大きい。ペースは次のとおり。
- 2時間35分以内の場合:1㎞あたり3分40秒
- 2時間40分以内の場合:1㎞あたり3分47秒
この7秒はかなり厳しい。このレベルで5分縮めるとなると、練習内容を根本から見直して数年かけて取り組むくらいの覚悟が必要になります。
福岡国際マラソン参加資格の変遷
- 2010年 2時間45分以内→2時間42分以内
- 2013年 2時間42分以内→2時間40分以内
- 2016年 2時間40分以内→2時間35分以内
おおよそ3年に1回引き上げています。マラソン人気により市民ランナーのレベルがどんどん上がり従来の資格だと参加者が多すぎるのかな。
現状Aグループが2時間27分以内なのでBグループのさらなる切り上げはないのかなと思いますが、Aグループの基準もろとも高水準になる可能性はありますね。
なお、30㎞1時間45分以内、ハーフ1時間10分以内という基準もありますが、これはフルの基準よりもさらに厳しいですね。
まとめ
- 福岡国際マラソン2018年大会の参加資格はフル2時間35分以内
- 2時間35分以内で走るには3:40/km
- 今後さらなる引き上げの可能性もある
1988年千葉県産。25歳に走り始めた。サウナーでありロングスリーパー。ミドルレンジのトレイルレースを中心に走っている。おんじゅくオーシャントレイル2020、みたけ山トレイルラン2019などで優勝。PBはハーフが1:10、フルが2:35。
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