
(この記事は2019年7月24日に更新されました。)
味だと麦茶なんだけどなぁ。
「ハイドレーションに入れるおすすめの飲み物を知りたい」
「ハイドレにはスポーツドリンクがおすすめの理由を知りたい」
この記事はそんな方に向けて作成しました。
目次
僕はハイドレーションにスポーツドリンクか麦茶を入れる
僕は昔からアクエリよりポカリ派。ポカリの中でも特に350mlの缶が好き。ペットボトルと味が違う気がする。
トレイルランを始めた頃は「レース中も好きなものを飲みたい」と考えてハイドレーションにポカリを入れていました。でも、まずいんですよね。スタート直後はいいですが、しばらくしてぬるくなるとポカリの甘さが非常に不快です。アクエリを試したらぬるくてもまだ飲める。こうして長いアクエリ時代を迎えました。
ある時「ミネラル麦茶ならミネラルが入っているから、スポーツドリンクの代わりにいけるのでは?」と思って試すとピシャリ。スタートからフィニッシュまでうまい。こうして、レースによってアクエリと麦茶を使い分けるようになりました。
ハイドレーションに入れる飲み物はミネラル含有量がポイント
トレイルレースは暑い季節に開催されるので、熱中症と脚つりを予防するためにミネラル含有量は多い方がいい。調べてみると結局スポーツドリンクが強いことがわかりました。ミネラル麦茶と名乗りつつも、ミネラル含有量ではポカリとアクエリに大きく水をあけられています。
ポカリ、アクエリ、ミネラル麦茶について、代表的なミネラルであるナトリウムとカリウム量を500ml換算で比較すると以下のようになります。
ミネラル含有量
- ポカリスウェット
ナトリウム:245mg カリウム:100mg
- アクエリアス
ナトリウム:200mg カリウム:40mg
- ミネラル麦茶
ナトリウム:50mg カリウム:60mg
多ければいいってものでもないですがポカリが強いですね。麦茶はカリウムだけだとスポーツドリンクと差がないですが、ナトリウムで大きな差があります。ミネラルをバランスよく摂取するならスポーツドリンクの方が優秀です。
つりやすい人はハイドレーションに入れるのはスポーツドリンクの方がいい
足がよくつる人は、レース中にミネラルを積極的に摂取することが予防のために大切。麦茶や水よりもスポーツドリンクを選んだ方がよいでしょう。ミネラルを摂取することで体内の電解質(イオン)のバランスが保たれ、つりにくくなりますよ。
特に夏のレースでは熱中症予防やパフォーマンス維持のためにもミネラルの補給がカギになります。
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カロリーを考えてもスポーツドリンク優位
500mlあたりのカロリーはポカリが125kcalでアクエリは95kcal。ハイドレーションに1.5l入れた場合、ポカリなら375kcalになるので行動食を3つ減らせます。一方麦茶はカロリーゼロです。細かく見ていくとスポーツドリンクの方がトレイルランには適していますね。
麦茶は口がさっぱりしてうまいんだけどなぁ…。
まとめ
- スポーツドリンクはミネラル豊富
- ミネラルとカロリーでは、ポカリ>アクエリ
- ミネラル麦茶はそれほどミネラルない
- スポーツドリンクはカロリーも多く含まれる
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1988年千葉県産。25歳に走り始めた。サウナーでありロングスリーパー。ミドルレンジのトレイルレースを中心に走っている。おんじゅくオーシャントレイル2020、みたけ山トレイルラン2019などで優勝。PBはハーフが1:10、フルが2:35。
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