
(この記事は2019年7月30日に更新されました。)
100マイルはメガネ?コンタクト?
「トレラン時のコンタクトとメガネのメリットを知りたい」
「100マイルだとコンタクトは交換すべきか知りたい」
この記事はそんな方に向けて作成しました。
目次
トレラン時にはメガネかコンタクトか?
メガネかコンタクトか?目が悪い人はトレイルを走りに行くとき迷います。僕は普段の練習はメガネで、レースだけコンタクトにしています。視力が0.1弱とかなり悪いこともあり、目とレンズに距離があるメガネで長時間走ると調子が悪いんですよね。
メガネのメリットは、眼球への負担が少なくてコンタクトのように無くなる心配がないこと。デメリットは転んだ時に破損するリスクがあることと、汗がつくと見づらくなることでしょうか。
コンタクトは裸眼に近い感覚で走れるのがメリットですね。デメリットは、ロングレースだと乾いてきて外れるリスクが高まること、ショートレースではひょんなことで外れたらレースに集中するのが困難になることだと思います。
100マイルのトレイルランではコンタクトを交換する?
100マイルを走る時に、コンタクトを交換すべきか悩む人は意外に多いのではないでしょうか。普段の生活で30時間~40時間もコンタクトを連続装用することはないので判断が難しいです。
コンタクトの推奨装用時間や起きる可能性のあるトラブルから、100マイルでコンタクトを交換すべきか考えてみます。
コンタクトの連続装用時間は12~16時間!不安なら交換しよう
複数のコンタクトメーカーのWebサイトを確認してみると、1日の連続装用時間は12時間~16時間が目安とされています。ほとんどの100マイルでは優勝するランナーでもこの時間は超えますね。
装用時間が気になる人は、12時間に1回など定期的に交換するのもいいと思います。僕は不調が起きない限りは変えないスタンスで走っています。
ただ、一晩中走る中でコンタクトの問題が起きる可能性は高いでしょう。目が悪い人にとってコンタクトの問題は即リタイアにつながるので、交換用のコンタクトは必ず持ってください。僕はザックに予備コンタクトを入れる以外に、各エイドに持ってきてもらうサポートグッズにコンタクト1セットを入れていました。
100マイルではちょっとしたストレスが走りの質を下げます。以下のようなコンタクトのトラブルがあったら交換を考えましょう。
コンタクトが外れた・目の裏にいった
コンタクトはそうそう外れませんが、外れた場合にも予備を持っていれば心配ありません。
それよりも100マイルで懸念されるのは「コンタクトが目の裏にいく」ケース。コンタクトをしていない人が聞くと恐ろしい響きですが、目をこすった拍子に瞳からコンタクトがずれて目の裏や横に入ってしまうのはよくあること。装用時間が長くなる、乾燥しているなど悪条件が重なると起こりやすくなります。
目の裏にいった場合には、僕はまぶたを人差し指と親指でつまんで、強く瞬きを繰り返すようにしています。しばらく続けるとポロッと目の横から出てくることが多いですが、ほとんどの場合コンタクトは乾燥して使い物にならない。結局交換することになるでしょう。
コンタクトの違和感
長時間コンタクトを装用していると「尋常じゃなく目が乾燥」「コンタクト付近にゴロゴロした感触がある」「異物などにより痛みが出る」などの症状が出ることもあります。
コンタクトを交換したら改善することが多いので、100マイルのレース中に目の調子が悪いなと感じたら早めに交換するのがいいでしょう。
交換用コンタクトは多めに持とう
レース中はいつも通りのコンタクト装着動作ができなくなっています。何度もコンタクトを落とす可能性もあるので、交換用コンタクトは多めに持っていくと安心です。
目薬も持っておくといいですね。軽い違和感などのトラブルなら目薬で解消するし、気分のリフレッシュにもなります。
1988年千葉県産。25歳に走り始めた。サウナーでありロングスリーパー。ミドルレンジのトレイルレースを中心に走っている。おんじゅくオーシャントレイル2020、みたけ山トレイルラン2019などで優勝。PBはハーフが1:10、フルが2:35。
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