
(この記事は2019年6月21日に更新されました。)
カーボローディングで2㎏増やしたら轟沈した。
「カーボローディングでの失敗談を聞きたい」
「カーボローディングでの加減がわからない」
この記事はそんな方に向けて作成しました。
目次
カーボローディングとは何か?
ザクっと言うと、レース3日前から食事での炭水化物量を増やすことで体にエネルギーを貯める方法です。糖質をグリコーゲンという形で肝臓や筋肉に貯めておくことでレース後半にエネルギー切れを起こしにくくなります。
一般的には、食事の量は変えずに炭水化物の割合を増やすことが推奨されています。
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渾身のカーボローディングを敢行
フルマラソンでエネルギー切れにより後半しんどくなることが多いので、静岡マラソン2018に向けて極端なカーボローディングをやってみた!特に2日前から追い込みをかけました。
- 2日前
朝:大盛ごはんと海苔など
昼:大盛スープカレー2杯
夜:大盛ごはんの納豆卵かけ - 前日
朝:大盛ごはんにレトルトカレーをかけて
昼:インドカレー屋にてご飯2杯、ナン2枚
夜:ご飯およそ1合とおかず - 当日朝
ご飯およそ2合分のおにぎり、ウイダー1個、ジェル1本
量も多いしカレー食いすぎ。
なんとカーボローディングで体重2㎏の増加
カーボローディングのデメリットとして挙げられるのが体重増加。糖質と一緒に水分もため込みます。普段のカーボローディングでは増えても1.0㎏ほどなのですが、今回はカーボ前と比べてなんと2.2㎏増。
体は重くても、エネルギー切れは起こさないだろうと楽観視してレースに臨みました。
カーボローディング大失敗!レースはめちゃくちゃに
エネルギーを貯めこみ散らかして走りはじめた静岡マラソン2018では、スタート直後から腹痛と吐き気があり10㎞を過ぎてもいっこうに収まる気配がない。その後も目標ペース(3:40/㎞)の集団で走っていましたが、15㎞地点で一気にペースダウン。
その後は、お腹を下し何回かトイレに行きながらジョグと歩きでフィニッシュ。わりと練習はできていたので、早い段階での不調はカーボローディングの失敗が原因と思われます。ただ単に食べすぎっていうね…。
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無謀なカーボローディングから学んだこと
食べ過ぎはやっぱりダメだ。過ぎたるはなお及ばざるが如しです。
特に当日朝におにぎりを無理やり詰め込んだことがよくなかったと感じています。レースを意識しすぎた調整は逆効果ですね。普段通りに生活して、「少し多めにご飯食べとくかな」くらいの気持ちがちょうどいいと痛感しました。
まとめ
- カーボローディングのやり過ぎは体調不良につながる
- 普段の生活からかけ離れたことはやらない
- 「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」…その通り。
1988年千葉県産。25歳に走り始めた。サウナーでありロングスリーパー。ミドルレンジのトレイルレースを中心に走っている。おんじゅくオーシャントレイル2020、みたけ山トレイルラン2019などで優勝。PBはハーフが1:10、フルが2:35。
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