2時間切りを目指したブレーキング2はどんなイベントか?

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飛ぶカエル

(この記事は2019年7月15日に更新されました。)

「ブレーキング2はどんなイベントだったか知りたい」
「マラソン2時間切りは現実的なのか知りたい」

この記事はそんな方に向けて作成しました。

人類の夢「サブ2」

市民ランナーにとって大きな目標はサブ3。そしてトップランナーの指標となるタイムは2時間10分切りのサブテンです。高速化を続ける男子マラソンでは、ついに究極の目標であるサブ2が視野に入ってきました。

現在の世界記録はケニアのキプチョゲ選手が2018年9月のベルリンマラソンで記録した2時間1分39秒。それまでの世界記録だった2時間2分57秒を一気に1分以上更新する驚きの走りを見せました。

1時間台まであと少しのように感じますが、この1分39秒を縮めるのは大変。通常のレースで2時間を切るのはまだしばらく先と考えてよいでしょう。

関連記事>>男子マラソン世界記録の推移を見る!現記録の時速は?

ブレーキング2はどんな企画か?

ナイキが自社シューズのプロモーションを兼ねて実施したのが、「条件を整えて」2時間切りを目指すブレーキング2。2017年5月にイタリアで開催されました。

ここで使用されたシューズが、最近では市民ランナーにも愛用されているヴェイパーフライです。

ブレーキング2は以下の条件で実施されました。

  • 挑戦者はエリウド・キプチョゲ(ケニア)、レリサ・デシサ(エチオピア)、ゼルセナイ・タデッセ(エリトリア)の3人
  • イタリア・モンツァのF1コース(1周2.4㎞)を17.5周する。鋭角な曲がり角がなく、舗装されたコースで周囲の木々が風を防ぐ理想的な環境
  • 朝5時45分にスタートし快適な気温の中で実施
  • 合計30人のぺーサーが交代制で6人ずつ、ペースカーの後ろで風を防ぎながら走る
  • 給水は速度を落とさなくてすむように自転車により行う

ブレーキング2の結果は?

  • エリウド・キプチョゲ(ケニア)   2時間00分25秒
  • ゼルセナイ・タデッセ(エリトリア) 2時間6分51秒
  • レリサ・デシサ(エチオピア)    2時間14分10秒

ブレーキング2当時のキプチョゲ選手のフルマラソン自己記録は2時間3分5秒でした。ブレーキング2から1年4か月後のベルリンマラソンで2時間1分39秒の世界記録を出していて、当時よりキプチョゲ選手は間違いなく進化しているでしょう。

2019年10月12日に、ウィーンでキプチョゲ選手が再度2時間切りに挑戦することが発表されています。今度こそ1時間台を目にすることができるかもしれません。

 

 

 

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