ベルリンマラソン。世界記録が7度出た高速コース。

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世界を見つめるウサギ

最近の世界記録のほとんどがベルリンマラソンを舞台に記録。

歴代のタイムと、高速コースと言われるゆえんに迫ります。

直近6回の世界記録はベルリン

2018年3月現在、世界記録はデニス・キメット選手(ケニア)の2時間2分57秒。

キメット選手の記録を含め、直近6回(2003年以降)の男子マラソン世界記録は全てベルリンマラソンで生まれています。

さらに、日本女子マラソンの歴代記録上位3つ(野口みずき選手2:19:12、渋井陽子選手2:19:41、高橋尚子選手2:19:46)もベルリンマラソンで出ています。

なぜ、ベルリンマラソンはこれほどタイムが出やすいのでしょうか。

最近10年(2008年~2017年)のフィニッシュタイム

  • 2008年 2:03:59 ハイレ・ゲブレセラシエ(エチオピア) 
  • 2009年 2:06:08 ハイレ・ゲブレセラシエ(エチオピア)
  • 2010年 2:05:08 パトリック・マカウ(ケニア)
  • 2011年 2:03:38 パトリック・マカウ(ケニア)
  • 2012年 2:04:15 ジョフリー・ムタイ(ケニア)
  • 2013年 2:03:23 ウィルソン・キプサング(ケニア)
  • 2014年 2:02:57 デニス・キメット(ケニア)
  • 2015年 2:04:00 エリウド・キプチョゲ(ケニア)
  • 2016年 2:03:03 ケネニサ・ベケレ(エチオピア)
  • 2017年 2:03:32 エリウド・キプチョゲ(ケニア)

タイムで分けると以下のとおり。

  • 2時間2分台 1回
  • 2時間3分台 5回
  • 2時間4分台 2回
  • 2時間5分台 1回
  • 2時間6分台 1回

優勝タイムの分布を見ても、圧倒的な高速コースぶりがわかります。

コースの概要

ベルリンの戦勝記念塔をスタートし、ベルリン市内を巡ってフィニッシュのブランデンブルグ門に戻る42.195㎞。

高低差は20mほどで、ほぼフラットだと言われます。

なぜ世界一の高速コースか考察

フラットで高低差がないと強調されるが、実はそれほどでもない。

高低差の20mも下り基調ではなく、スタートとフィニッシュの海抜はほぼ同じ全体的にフラットなコースプロフィールです。

東京マラソンは海抜約40mをスタートして海抜10m弱でフィニッシュするので、下り基調という意味ではベルリンよりタイムが出そうなくらい。実際、つくばマラソンなど日本のフラットなコースともベルリンは大きな差がありません。

では、なぜこれほどタイムが出るのか。単一の要因ではなく、以下の要因全てが絡んでのことだと考えられます。

気温

9月最終週に開催され、気温は例年10℃~15℃とベターなコンディション。気温が上がった年はなかなか厳しいようですね。

道幅が広い

道幅を広くとっているため、自分のペースで走りやすい。

沿道の応援が途切れない

ベルリン市内を巡るコースのため、応援が常に途切れずモチベーションを保ちやすい。

市内の観光名所が目安になる

観光スポットが距離の目安になるため、目標を作って走りやすい。

うーん、この条件、全て東京マラソンも満たしているような・・・

評判が、世界最高峰の選手を集めるからでは?

コースの条件だけだと、これだけ世界記録が出る理由は見つけられませんでした。

むしろ、「ベルリンは世界記録を狙える」という評判から世界トップクラスの選手がこぞってエントリーする。その競い合いがあることで結果としてタイムが良くなっているのではないかと考えます。

まとめ

  • ベルリンマラソンで過去7回世界記録が更新
  • 高低差20mでフラットなコース
  • 気温、応援、道幅などの条件が整っている
  • 僕は、世界最高峰の選手が集まることが最大の要因と考える

 

 

 

 

 

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