数字で見るバッドウォーターウルトラマラソン。気温50℃!?

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鉄を打つウサギ

(この記事は2019年5月28日に更新されました。)

過酷さは間違いなく世界一ではないか。

「バッドウォーターウルトラマラソンとは何か知りたい」
「バッドウォーターウルトラマラソンの特徴を知りたい」

この記事はそんな方に向けて作成しました。

数字で見るバッドウォーターウルトラマラソン

バッドウォーターウルトラマラソンはアメリカのカリフォルニア州で開催されるウルトラマラソンです。まずはその恐ろしさを数字で見ていきましょう。

  • 距離135マイル(217㎞)
  • 制限時間48時間
  • スタート海抜-86m。フィニッシュ標高2500m強
  • 累積標高3962m
  • 気温40℃~50℃
  • サポートカー1台、サポート2人以上必須

過酷といわれる世界のウルトラマラソンの中には内容を見るとそんなに厳しくないなと感じるものもありますが、バッドウォーターは異質。下手したら本当に死ぬ。そのためサポートカー1台とサポート2人以上の帯同が義務付けられているようです。

バッドウォーターウルトラマラソンは気温が異常

217㎞という距離だけなら、ウルトラマラソンの中では珍しいものではありません。

バッドウォーターウルトラマラソンを無二の存在としているのはなんといっても気温。スタート地点のデスヴァレーは1913年に56.7℃の世界最高気温が記録された土地なのです。

暑さに体力が奪われると同時に、信じがたいスピードで体から水分が放出される。過去に参加した日本人はゴールまでに80ℓを飲み水とかぶり水として使ったと語っています。

加えて、コースのアップダウンも選手の肉体とメンタルをぼろぼろにするでしょう。累積標高は3962m。3776mの富士山をゆうに超え、さらに後半にかけアップダウンが厳しくなるコース設計のため精神的ダメージが大きいです。

バッドウォーターウルトラマラソンで日本人も活躍

バッドウォーターウルトラマラソンでは過去に男女1名ずつ日本人が優勝しています。

  • 2017年男子優勝 いいのわたる選手 24時間56分19秒
  • 2012年女子優勝 稲垣寿美恵選手 29時間53分9秒

バッドウォーターウルトラマラソンは参加へのハードルも世界最高レベル

過酷さもさることながら参加するまでのハードルが異常に高いのもバッドウォーターウルトラマラソンの特徴。選考を通過する走力とサポートを探す人脈、連続した休暇と高額な参加費を捻出できる経済力まで必要になります。

参加者は100名弱

2017年は95人が出走していますが、全員が選考を通過した選手です。ウルトラマラソンでの顕著な成績がないと出場できません。命の危険が伴うため選考も慎重です。

サポート2人以上

これが一番きついかも。マラソンは一人で完結できるのも魅力ですが、バッドウォーターでは2人以上のサポートをつけることが義務付けられています。

開催時期に仕事を1週間以上休める、車を運転できる、50℃近くの暑さも我慢できる、60時間近くサポートし続ける根気がある、そして何より揺るがない信頼関係がある人を2人以上見つけるのは、多くの人にとってなかなか困難なことではないでしょうか。

money

費用もすごい。まず参加費が1,495$(約16万円・2019年大会)。渡航費や宿泊費などを考えていくと最低でも50万円は必要になりそうです。

まとめ

  • 50℃近くの中、激しいアップダウンの217㎞を走る世界屈指の過酷さのウルトラマラソン
  • 参加までのハードルが非常に高い
  • 資金力、人間関係を含めた総合力が問われる

 

 

 

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