バッドウォーター・ウルトラマラソン~気温50℃の217㎞~

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鉄を打つウサギ

数ある変態的ウルトラマラソンの中でも、これは本当に命に関わるやつ。

バッドウォーター・ウルトラマラソンの恐ろしさを検証。

数字で見るバッドウォーター・ウルトラマラソン

まずは、その恐ろしさを数字で検証。

  • 距離135マイル(217㎞)
  • 制限時間60時間
  • スタート海抜-86m。ゴール標高2,500m強
  • 累積標高3,962m
  • 気温40℃~50℃
  • サポートカー1台、サポート2人以上必須

過酷といわれる世界のウルトラマラソンの中には内容を見るとそんなに厳しくないなと感じるものもありますが、バッドウォーターは明らかに異質。下手したら本当に死ぬ。

何が恐ろしいか?

なんといっても気温。スタート地点のデスヴァレーは1913年に56.7℃の世界最高気温が記録された土地なのです。

暑さに体力が奪われると同時に、信じがたいほどのスピードで水分が放出される。過去に参加した日本人がゴールまでに80ℓを飲み水とかぶり水として使ったと語っているほどです。

暑さとともに選手を蝕むのがコースのアップダウン。累積標高は3,776mの富士山をゆうに超え、さらに後半にかけアップダウンが厳しくなるため精神的にもダメージが大きいです。

日本人も活躍

バッドウォーター・ウルトラマラソンでは過去に男女1名ずつ日本人が優勝しています。

  • 2017年男子優勝 いいのわたる選手 24時間56分19秒
  • 2012年女子優勝 稲垣寿美恵選手 29時間53分9秒

参加へのハードルも世界最高レベル

過酷さもさることながら、参加するまでのハードルが異常に高い。

参加者は100名弱

2017年は95人が出走していますが、全員選考通過者。ウルトラマラソンでの顕著な成績がないと出場することはできません。命の危険が伴うため選考も慎重です。

サポート2人以上

これが一番きついかも。マラソンは一人で全て完結できるのも魅力ですが、バッドウォーターでは2人以上のサポートをつけることが義務付けられています。

開催時期に仕事を1週間以上休める、車を運転できる、50℃近くの暑さも我慢できる、60時間近くサポートし続ける根気がある、そして何よりそのぐらい信頼関係がある人を2人以上見つけるのは多くの人にとってなかなか困難なことではないでしょうか。

money

費用もすごい。まず参加費が1,495$(約15万円)。

渡航費や宿泊費などを考えていくと、最低でも50万円は必要になりますね。サポート2人の渡航費を負担する場合には100万円は間違いなく必要です。

まとめ

  • 50℃近くの中、富士山を超えるアップダウンの217㎞を走る
  • 参加までのハードル高し
  • 資金力、人間関係を含めた総合力が問われる
  • 2018年は7月23日―7月25日開催

 

 

 

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