
(この記事は2019年4月13日に更新されました)
「安達太良山トレイルの特徴を知りたい」
「安達太良山トレイルのコースを知りたい」
この記事はそんな方に向けて作成しています。
目次
安達太良山トレイルはこんな大会
福島県の二本松市「岳温泉」近くの安達太良高原スキー場をスタートする約55㎞のレース。登りと下りがはっきりしているコースです。一つ一つのピークの標高が高く、他の50㎞前後のレースに比べてフィニッシュに時間がかかります。
50kが日曜開催で、前日の土曜日には10kが開催されます。この記事は2015年大会で50kに参加した経験から作成しました。
安達太良山トレイルのくわしい情報
開催時期
9月上旬
- 2016年 9月11日(日)
- 2017年 9月10日(日)
- 2018年 9月2日(日)
スタート時間
5:00
【2019年4月13日追記】
2015年大会は6時スタートでした。2018年大会からスタート時間が早くなっています。
コース
- 距離 約55㎞
- 制限時間 15時間
2015年大会ではトレイル率100%。距離が伸びた2017年以降も、100%に近いトレイル率だと思われます。
安達太良高原スキー場をスタートし、まずは標高1600mを超える安達太良山頂に向け標高差600mほどの登り。その後も1600mを超えるピークへの登り下りを繰り返すコースです。平坦なトレイルがほとんどないので、ゆっくりでも登り続けられる脚力が必要になります。
コース上の国立公園の特別保護区・第1種特別地区が走行禁止区間になっています。2018年のコースマップでは約4.4㎞が対象区間です。
難コースのため55㎞の距離ながら制限時間は15時間。2017年、2018年大会のトップのタイムが8時間を超えていることからもコースの厳しさがうかがえます。
【2019年4月13日追記】2015年大会は距離45㎞。2017年大会から55㎞に変更。
受付
前日受付
参加賞
Tシャツ
応援
コース途中で応援できるところが少ないためスタート・フィニッシュでの応援がおすすめです。
食事
岳温泉エリアに飲食店が複数あります。僕は前日の夕食に「成駒」で名物のソースカツ丼を食べました。しっかり味がついていてうまい。
お風呂
岳温泉には日帰り入浴できる施設が多数あります。
アクセス
会場 あだたら高原スキー場(スタート&フィニッシュ)
岳温泉まで
- 車:東北自動車道 二本松ICから約10km
- 電車:JR東北新幹線 二本松駅からバスで25分、タクシー20分
岳温泉からスタート地点までは6㎞弱。当日朝にシャトルバスが運行されます。
参加費
- 50k 10,000円
- 10k 4,500円
大会Webサイト
http://www.powersports.co.jp/osjtrail/18_adatara_50/index.htm
思ったこと
藪こぎしながら走るところも多くワイルドなコースです。斜度の急なくだりが多く浮石もあるので捻挫には注意しましょう。
僕は・・・
捻挫により約33㎞の第2関門でリタイヤしました。
さらに人生初のウルシかぶれを経験。かゆいだけじゃなく患部が熱を持ち1週間くらいまともに眠れませんでした。山のどこにウルシがあるかはよほど注意深く見ないとわからないので予防も難しい。藪漕ぎが多いコースの時は肌の露出は少なくしようと思います。
1988年千葉県産。25歳に走り始めた。サウナーでありロングスリーパー。ミドルレンジのトレイルレースを中心に走っている。おんじゅくオーシャントレイル2020、みたけ山トレイルラン2019などで優勝。PBはハーフが1:10、フルが2:35。
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